昼行燈@神戸 なんでも自分でやってみる

生活コストを削減するために、自分でできそうなことは自分でやってみます。

シャワーからの水漏れを直してみた。

 新築建売住宅。 10年を過ぎたあたりからガタが出始めています。

今回は、ユニットバスのシャワーからの水漏れをDIYで修理してみた記録です。

 

1、まずは原因

 検索してみると、「シャワーバス水栓切換弁部」という名称そのまんまの役割のパーツ(シャワーから水を出すか、カランから水を出すかの切り替えする弁)が寿命を迎えているらしい。

 

2、品番を特定

 自宅のユニットバスの型番の特定が必要となります。 うちの場合は、自宅購入時の説明書類をすべて保管していましたので特定ができましたが、LIXILの場合、下リンクを参考に、型番を探すことができます。

 

www.lixil.co.jp

 品番を特定し取扱説明書を参照すると水栓の型番を特定することができます。

 

 

3、パーツと必要な工具類の準備

 我が家の場合は、

 

 この水栓を交換するために使用した工具類はこの写真のとおりです。

 

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KURE [ 呉工業 ] シリコンスプレ- (420ml)

マイナスドライバー

ラジオペンチ

ウォーターポンププライヤー

 

 です。

 

 

 

 

4、早速作業に取り掛かります。

 水栓切換弁にはわかりやすい説明書が同封されていました。

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 まずは、自宅に水道を引き込んでいる元弁を閉栓します。

 

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 間違いなく、閉栓しています。

 

シャワー・カランの切り替えレバーの分解を始めます。

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 こいつが今回の分解対象レバーです。

 

 

 (1)まずは、上部蓋を外します。

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 後ろ側に切り欠きがあるので、そこにマイナスドライバーを入れると外れます。

 

(2)ばらしていきます。

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 真ん中の白いプラスチックを引き抜きました。

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 レバーを引き抜きます。

 

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 外側の黒い表示部分を外します。

 

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 プラスチックのギアやら、切換ストッパーなどを取り外し、交換対象パーツを引き抜く準備ができました。

 

 ここから少し苦戦しました。

固着しているようで、そのままでは交換パーツが抜けません。

 プラスチック製パーツやパッキンが傷むのが心配だったので、5-56ではなく、シリコンスプレーを十分に行きわたらせます。

 

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 何とか抜くことができました。

 プラスチックパーツですので、何度も引き抜こうとしたため突端部分は削れてしまいました。

 

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 新旧パーツです。

 色が違ったので適合するかと心配になりましたが、問題ありませんでした。

 

 

 あとは、外すときに固着していたパーツなども磨きながら外した逆順で組み込みます。 

 

5、結果

 

 良好です! 一滴も漏れません。 そしてレバーの作動がかなり軽くなりました。

 

 作業時間:30分

 費用:(約3,000円) ※交換パーツのみ